お腹の中兄くんと一緒に入っていたお腹の中は、どうだったのだろう?妊娠発覚後は、ママは悪阻で苦しんでいた。 会社も病欠続き。 別にキャリアウーマンタイプじゃないので、病欠でも給料のある程度は保証されると聞き、喜んで病欠。 それにしても、本当に苦しんでいた。 体重が15%も減少。 一日中寝ていた。 しかもそれが9月頃(6月目辺り)まで。 双子は、悪阻の辛さも2倍。長さも2倍と看護婦さんに言われていた。 病院では、診断書と共に注射を打っていた。 吐き気止め?の注射。 ママは副作用が心配で先生に聞いていたが、特に問題は無いとの事だった。 (タクさんのは、このせいだったのだろうか?) 二人分の悪阻で苦しんでいるママをよそに、兄くんとタクさんはお腹でボコボコ、ウネウネ。 何ヶ月ぐらいだろうか。4ヶ月目くらいからかなぁ。 ママがお腹の中がプチプチと気泡が弾ける様な感触があって気持ち悪いと。 胎動なのか、お腹を壊したのか・・・。 結局は胎動だったようです。 その後、胎動は激しさを増し、悪阻の終焉と同時にママを苦しめていた。 ママにとっては、大切な想い出です。 検診に行くと、超音波でパパとママに「良い子にしているか」を見られる。 兄くんは、定位置で余裕の表情。 一方、タクさんは、いつも場所が違う。方向も上を向いたり下を向いたり。 兄くんよりも占有面積(体積)は大きかった。 好き勝手に、自由にママのお腹を動き回っていた。 ボコボコとお腹を蹴るのは構わないらしかったが、「オイオイ双子よ」となるのは、膀胱を蹴られる時や足や手を突っ張って回転される時(グリィィィッ って感じ)だそうな。 狭いだけに、兄くんと仲良くしていたのか心配だったパパ。 お腹の中で、兄くんとおしゃべりしてたのでは?と考えるママ。 口には出さないけど、もしかして、お腹の中でも奇形のせいで苦しかったのかなと心配なパパとママ。 思うに、心臓の奇形はどうしようもなかったのだろう。 弟くんは、いくらお腹の中とは言え、苦しかった筈。 そう思うと大らかな心で、苦しくなったタクさんがウネウネするのを許していた兄くんはエライ。 タクさんは、苦しさに負けてお腹の中でサヨナラする事も有り得たかもしれない。 でも、そうなると兄くんが危険になってしまう。 タクさんは、兄くんを危険に晒す訳にはいかないと考えたのではないだろうか。 お腹の中で、どんな事が起きていたのかはパパとママには分からない。 でも、頑張って生まれてきてくれて、ありがとう。 ママにはお腹の中でグリグリという想い出をありがとう。 パパもちゃんと触ってました。ツンツンしてました。 お腹の中に居たタクさんも、良い想い出です。 ジャンル別一覧
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